富岡製糸場🧵
何とうれしいことに岡山から友達が群馬に来てくれて、どうしても世界遺産を見たいと言うので高崎駅で待ち合わせて上信電鉄でコトコトのんびり冨岡製糸場に行きました。
私は初めはそれほど興味はなかったのですが、教科書で見たフランス人が設計した建物や社宅、複雑な仕組みの大きな機械など見てまわり、最後にお蚕さんから糸口をハケで取り出す一連の実演を見ることができて百聞は一見にしかず、行って良かったと思いました。
でも、冨岡製糸といえば女工哀史、とにかく女工さんが悲惨な生活を送っていて耐えきれず峠を越えて逃げ出したはずなのに、、
今回見学してみると、全くそんなことはなく社宅や寮があって、病院や裁縫室があり生花とか習い事もできるような環境みたいに説明されていたので、友達と不思議だねなんて話しながら帰ったのでした。
それで先日、フランス語サークルに行って聞いてみると物知りな人たちが、それは富岡製糸場は官営でしっかりしていて当時働いていた女の人は割とお金持ちのお家の娘さんだったと言うこと、悲惨だったのは、その後、信州に作られた民営の工場で、そこでは朝から晩まで休みもなく女工さんが働かされた、ということでした。納得。
富岡製糸場の帰り、高崎でクラレットというイタリアンでお食事をしました。前菜からパスタ、メイン、デザート全部美味しくて思わず美味しかったです!とシェフに言ってお店を後にしました。très bien
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