案ずるより産むがやすし
9月30日.ガラスの動物園という舞台を見に、新国立劇場に行きました。前日の夜ネットで行き方を調べたところ、京王新線に乗るというとても難しそうなルートでしたが、何とかなるさと真夜中に考えるのをやめて、朝バスで新宿駅まで行きました。その後は道順を教えてくれる動画を見ながら行こうと決めていたのですが、バスを降りたら目の前に何でも聞いてくださいと言うような男の方が立っていたので、迷わず聞いてみると、行き方を淀みなく説明してくれました。
でもとても一回では覚えられず、恥ずかしながらもう一回聞いて心の中でブツブツ言いながらエスカレーターで地上に着くと、??となって今度は道ゆく女の方に聞きました。するとその方も詳しくは知らないそうで近くまで一緒に歩いてくださり、二人して目指す地下道を見つけました。そこからは、何と角毎に男の人がプラカードみたいなのをもって京王新線はこちら、と教えてくれました。何と親切な日本!それで地下4階の乗り口までたどり着きました。乗ったら一駅で新国立劇場の最寄り駅です。あまり難しいそうだから新宿駅からタクシーを勧められもしましたが、これまたネットによると、タクシーを待ってる間に電車なら着く!ということでした。ホントにその通りでした。
東京に住んでいる人なら、また若い人なら難なく行けるのでしょうが、私はいつも前もって考えすぎて行く前に疲れてしまいますが、現実はいつも〝案ずるより産むがやすし“ です。
大昔カナダに一人で飛行機を乗り継いで行った時、行く前はたどり着けるか不安で泣けてきたりしたのに、飛行機に乗ってすぐにCAさんがやってきて、二人席で誰もいない座席に案内して下さり、それまで不安しかなかったのにゆっくり座ることができ、外の景色を見ながら、一人旅っていいやん!と大喜びしたことがありました。
肝心な劇はというと、昔から大好きで映画を何作も見ていたイザベル-ユペールさんが綺麗でとても輝いていて、話すフランス語はほとんどわからなくても大泣きするところ、怒り狂うところなどとても演技とは思えないようなリアルさで最後まで時間を忘れ見入ってしまいました。素晴らしい舞台でした。
たどり着いた時はちょうどお昼で朝から何も食べてなかった私は、決めていたベルギーのパン屋さんでニース風サラダを食べました。そのランチにはコーヒーがかわいいポットとカフェオレボールででてきたのですが、たっぷり二杯分あってとても満足しました。記念に関係無いですが、不思議の国のアリスのファイルを買って大満足で千葉に向かいました。
0コメント